Takahiro Izutani

ホラーサウンド制作用の特殊楽器(Apprehension Engine)を導入しました。

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現在取り組んでいるプロジェクトでのサウンドメイキングのためにApprehension Engineと呼ばれる完全ハンドメイドのホラーサウンド生成楽器を導入しました。この楽器については昨年のGDCに参加した際にCalisto Protocolというホラーゲームの音楽制作で知られるコンポーザーチーム、Finishing Move Inc.のBrian Lee White氏にインタビューを行った際のブログに詳しく書きました。以来入手する機会をうかがってきており、今回ついに入手することができました。

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元々この楽器は映画「Cube」の音楽を担当したカナダの作曲家Mark Korven氏が考案したものですが、自分はネットを介してポーランドのビルダーと交渉して購入しました。中にはスプリングリヴァーブ、4個のピエゾピックアップと2台のプリアンプ、そしてギターにもピックアップがあり、このマシンから出せる全ての音はノイズレスのスーパークリーンな状態でアウトプットできます。また追加のピエゾを入力できるインプットも2箇所設置されています。演奏はヤスリで削ったスーパーボール、バイオリンの弓、E-Bow、音叉、スライドバーなどなど工夫次第で驚くほど多様なサウンドが作れます。現在、独自のサウンドを作り出すために積極的に実験を行っています。



まだまだ練習中ですが動画を撮ってみました。