Takahiro Izutani

2017年1月

Sol Ponienteのコラボレイター

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ソロアルバム、Dugo / Lingua Francaは数人のアーティストとのコラボレート、というより彼らがある意味、自分の尻を押してくれたことによって結実した作品なんです。Sol Ponienteという曲でテーマのヴァイオリンを弾いてくれたMonicaは、元はと言えばLanguage Exchangeのウェブサイトから自分のプロフィールに興味をもって連絡してきてくれたという僕の英語の先生ですw まず最初に彼女が言ったのは「あなたがハイレベルな英語学習をしたいのなら、どんな英語教師よりも私が最適よ。なぜなら私は幼児の時からのbibliophage(読書狂)だから」ということでしたw また家族兄弟のうち7人がミュージシャンという彼女は2歳からヴァイオリンを始め現在はオーケストラ、チェンバーアンサンブルからジャズまで、カナダとアメリカを中心に幅広く活動をしています。

彼女は自分への英語のレッスンでは、例えばまず全く違うジャンルの好きな曲を5曲あげさせてそのどこが好きなのかを説明させ、かつその5曲に共通する要素をあげて説明させるという様な、なかなか自分のレベルでは難しい出題形式で訓練してくれました。ですがSkypeを通じて互いに呑みながらの雑談ではお互いの学生時代のバカ話などで盛り上がり、そのうち自然に一緒に1曲作ろうということになったのでした。彼女の人物像に対して持っている自分のイメージをテーマのメロディで具現化した曲、それがSol Ponienteという曲です。これはスペイン語ですが、英語だとSetting Sun、日本語だと「暮れゆく太陽」という意味です。