Takahiro Izutani

2013年4月

Happy Family ライブ 4/27-2

Happy Family 水中禅問答 (Zen In Deep Water) 130427

Happy Family ライブ 4/27

Happy Family Rock&Young 130427

Production Music Libraryについて

Full_Werks_Edited.jpg

Full Werks Musik

このサイトからもご覧にになれますようにいくつかの楽曲をSoundcloudにアップしていますが、最近このSoundcloud経由で海外のProduction Music Libraryの会社から楽曲を委託しないかという勧誘のメールが頻繁にくるようになりました。というわけでまずはコンポーザーとして個別にプロモーションを提供してくれるという一社と契約してみました。

いわゆる著作権フリーの楽曲を期間を決めて使用料をとってレンタルするというものですが、最近では規模、システムともにかなり多様化しているようです。たとえばドラマやドキュメンタリーの音楽をつける際に重要なシーンやテーマ曲に関してはカスタムメイドで音楽を発注してもらい、さほど重要度の高くないシーンやちょっとした絵合わせにはライブラリーにアップされている同じ作家の既存曲から使用してもらうというパターンもあるようです。(尺変更のみ対応するようです)この様な作曲の受注とレンタルの組み合わせでバジェットを圧縮して対応するシステムは実にうまいと思いました。さらにこのシステムの中にはMusical Supervisorが介入して自社の楽曲群から対象のプロジェクトに対してどの作風がマッチするかをアドバイスしたり、既存の有名楽曲の使用許諾を得る手続きを行う代行サービスまで含まれているようです。作曲、編曲、選曲、コーディネートの複合的なサービスとして展開してるんですね。欧米人らしい究極の効率化だと思います。

自分の様にゲームやメディア・コンテンツ系のインスト曲を作っているコンポーザーだと各プロジェクトごとの制作過程で結構大量の不採用曲が生まれてしまうのですが、これらは品質的に劣っているというわけではなくても単にクライアントのテイストにあわなかっただけのものもあるので何とかブラッシュアップして再利用できないかと思ってたんですね。楽曲制作は時間との勝負でもあり、また時間をかけて作った楽曲はそのままコンポーザーにとっての資産でもあります。単なるボツ曲を利益を生み出す資産として活用できるならそれに越した事はないという事です。


大手の会社だとこんな人達も提携してるようです

Bill Bruford  Nik Kershaw Evelyn Glennie

Extreme Music 超最大手で超有名人がごろごろ。ハンス・ジマーやらブライアン・タイラーやらまで。

Nitin Sawhneyのインタビューです。90年代にテクノシーンで一旗あげたひと達は現在結構このテリトリーに進出してるようです。

Universal Publishing Production Music - BBC Production Music - Nitin Sawhney Interview